2012年6月末、Formula Kの工場を訪問してきました、
Formula K srlは、2009年に Nunzio Annovi氏、Andrea Bertolini氏(レーシングドライバ)、 Pietro Corradini氏(1970年代Ferrari F1 チーフメカ)、
Roberto Ninzoli氏 4人のモータースポーツへの情熱と経験によって設立されました
Ferrariの本拠地でもあるModenaの工業地域の一角に有り、Ferrari関連企業の力を借りてフレーム製造に当たっています。


まずは、工場外観 駐車してある車と比較しても判るようにかなり大きいです






裏の荷物搬出用出入り口から



正面右側から工場の方に入ると、レース部門のトレーラーが
このトレーラーは、元は4輪用のものでカートには十分以上の大きさです





工場の右側1/3が、レース部門で製造部門とは、パーテーションで分けられております





Andrea Bertolini氏がFIA-GTでチャンピオンになったときのカウル



工場中央部は、完成車の組立と梱包部門です




塗装から出来上がってきたフレームは一端2階で保管された後、組立て




チェック用の定盤



工場の左側1/4は、フレーム製造部門です
基本的に、フレームの各パーツは、協力工場に製作を依頼して、最終の溶接をここで行ないます
チューブのカットと曲げは、Ferrariの排気管等を作っている工場に依頼、「餅は、餅屋」だそうです、



大枠の溶接が出来た時点で、定盤でチェック、歪んでいる物、パイプの曲げやカットがおかしい物は、即廃棄、
完成するまでに何度も、定盤でチェックするそうです


溶接部の仕上げとチェック


塗装工場へ出されるときは、裸で運ばれますが、帰ってくるときは、全面カバーされた台車で帰ってきます




工場前面のオフィスです




Roberto Ninzoli氏の若かりし頃の写真です、
シフタークラスでは、数度チャンピオンになったそうです、1991年シーズンTONY KARTを最後に一旦カートを離れ、
自転車ビジネスに専念、5年前に自転車ビジネスを売却、再びカートの世界へ



運営していたロードチームのパンフレット


新興メーカーですが、興味深い写真が多数